錯視画

アクセス解析を見て気づいたのですが、Googleで「錯視画」について検索すると、このページの[本]カテゴリーのURLがトップでヒットするようです。しかも、[本]カテゴリーでの表示は最新5日分しか表示されないので、Java Puzzlersの錯視画について書いた日の日記(id:sawat:20060202)は、「前の5日分」をクリックしないとでてこないという有様。これはひどい。検索ノイズもいいとこだ。


なので、今日は錯視画について再び。
北岡明佳の錯視のページ』の『消える錯視
screenshot
これはすごいですね。この「あさがお」の錯視画では、青い模様の部分はイメージ全体ではっきり認識できるのに、黄色いドットは注目してみている場所にしか存在して見えないです。僕の場合だと、最高でも黄色いドットは3つしか見えず、まるで自分の目の動きにあわせてドットが現れたり消えたりしているような気分になります。
Mind Hacksによれば、人間の視覚のうち、色付き高解像度で物を見れるのは視界のほんの中心だけで、その周辺の視界は光の明るさと大まかな輪郭しか見えていないそうです。なので、脳は足りない情報を補うために常に眼球を動かしたり、足りない部分を周囲の情報から予測で補ったりしているらしいです。で、この絵の場合は、青い模様については、視界の周辺でみても、模様の明暗と大雑把な輪郭、それか記憶からの色付けで脳内で再現できるが、黄色いドットは背景との明度の差が少ないため無視されてしまい、視界の中心で見たときだけ見えるといったことが原因でしょうか?不思議です。