Java Puzzlers と 錯視画
- 作者: ジョシュア・ブロック,ニール・ガフター,柴田芳樹
- 出版社/メーカー: ピアソン・エデュケーション
- 発売日: 2005/11/14
- メディア: 大型本
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読み終わりました。非常に面白かったです。内容についてはこの前も書きましたが、内容以外の部分でもこの本はすごく洒落ていて面白いです。
たとえば、この本は右ページにパズル、その次のページにその解説という構成になっているため多くの余白ができるのですが、その余白部分にはいろいろな錯視画がちりばめられています。錯視画とは、たとえば、水平な線のはずなのに傾いて見えたり、同じ濃さの色のはずなのに、違って見えたりするやつです。つまり、本書の主題であるパズル「一見、正常で何の問題もなく動くプログラムだが実際はそうでない」と掛けてあるわけです。しかも、それらの錯視画の解説(付録B)までついていたりするところがまた気が利いてます。
で非常に面白かったので、本で紹介されている錯視画をひとつマネして書いてみました。
きらめき格子(Scintillationg Grid illusion)
格子が交差している白い丸の中に黒い丸がきらめいて見えます。
ちなみに本の表紙も錯視画になっていて、上のきらめき格子と別の錯視効果を組み合わせた絵柄になっています。
本でも紹介されていますが、『北岡明佳の錯視のページ』にいっぱい錯視画が紹介されています。静止画なのにうねうね動いてる様に見えたり、目がおかしくなりそうです。