Google Maps API ver 2

上のやつはせっかくだから、新しいバージョンのGoogle Maps APIを使ってみました。というか、最初は旧バージョンで書いてたけど、完成後に新しいバージョンを使うように一部書き換えました。
なので、旧バージョンとの違いについて超簡単にまとめ。

ver 2のAPIをロードする

scriptタグのURLの"v=1"を"v=2"にする。

GPointがGLatLngに置き換えられた

API Ver2では、座標に関する情報は全部GLatLngクラスのインスタスが使われる。GPointを使ってる、想定している箇所は修正が必要。GPointのコンストラクタは、GPoint(x, y)だが、GLatLngのコンストラクタは、GLatLng(lat, lng)*1で、引数の順が異なるのに注意。

GMap2クラスが追加された

GMap2クラスはGMapとインタフェース互換性がなく、いくつかのメソッド名が異なっている。また、ズームレベルの大小が逆転しているなどの違いもある。GMapクラスを使い続けることも(少なくとも今のところは)できるようだ。

GOverviewMapControlの追加

新しく追加されたコントロールオブジェクトであるGOverviewMapControlを使うと、バージョンアップしたGoogle Mapsで使われている小窓を追加できる。ただし、公式ドキュメントに記述が少なく、使い方が不明な部分が多い。また普通にすると、小窓が変なところに貼り付けられてしまうが、以下のようにすればGoogle Mapsのように地図の右下に重ねて表示させることができるようです(参考)。

var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
map.addControl(new GOverviewMapControl());
var overview = document.getElementById("map_overview"); 
document.getElementById("map").appendChild(overview); 

触って気づいた部分についてしか書いてないので、他にも変更点はあると思います。
とりあえずhttp://www.google.com/apis/maps/documentation/#The_GMap_class_overviewNew!が付いているところは要注意。

*1:latは緯度(Latitude)、lngは経度(longitude)のこと